長谷川 恭久さんとの対談 Podcast Automagic

Web やデザインに関するセミナー講演などで定評がある長谷川 恭久さんは、ブログ could をはじめ、電子書籍や Podcast といった様々なメディアで情報を発信されています。
今回、その Podcast「Automagic」にゲストで呼んでいただきました。
フリートークの収録は初めてでしたので上手く話せていない点も多々ありますが、長谷川さんのリードにより、なんとか無事に配信できる対談にはなったようです。

はじめに自社で開発・運営している iOS アプリ「ジオメモ」のデザインに触れながら、そして話は「デザイナーの意義」という大きなテーマにまで及びました。デザイナーの肩書きを持っていない私がそういうテーマを話すのは僭越ですが、デザインの領域で仕事をする上で、一度しっかり考えたいテーマでもありました。

お話した内容についてダイジェストを記します。
Podcast を通じて、普段から何気なく接している「デザイン」というものを考えてみるヒントやきっかけになれば幸いです。

アプリの高評価はデザインや使いやすいから?

「ジオメモ」というアプリは 2013年にリリースした自社開発の iPhone アプリです。地図にメモをする、というシンプルな機能で、旅行好きのエンジニアが発案し開発したものです。
現在も最新の OS バージョンに追従しアップデートを続けていますが、ユニークユーザー数も一定レベルで増加しながら、高いレビュー評価を頂けているのが特徴です。
この高評価はデザインや使い勝手が良いからでしょうか? どのようにこのアプリのデザインに取り組んだのかを話しました。

デザイナーがいなくても大丈夫?

Apple の Human Interface Guideline や、Google の Material Design などをはじめ、最近はプラットフォーマーによるデザインガイドラインの提示が目立ちます。エンジニアリングとデザインの調和を前提としたガイドラインを遵守することは、その世界観と品質を保持できる一方で、デザインの独自性を排するとも言えます。であれば、デザイナーの存在意義はどこにあるのか? そもそもエンジニアとデザイナーが分離している現状に言及しました。

これからのデザイナーの役割とは?

デザインよりもっと前に「ものをつくる」という起源にまで遡り、昭和初期の思想家である柳 宗悦氏が「工藝の道(出典: 青空文庫)」に記した「用の美」という言葉について考えました。それには「使いやすさ」は機能でもあるが、使った心が満足するそれらと美が密接な関係にあり、今で言う UX の本質を当時から語っています。工藝は生活から生まれたことから「デザイン」は「作為」ではなく生活にどう融け込んで作用されるか、そういう関係性を読み解く力がデザイナーには求められている気がします。

そのほか ご紹介したこと

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