UI の設計や考え方を学ぶ UI Lab を立ち上げました

UI Lab とは

UI Lab は、デザインとエンジニアリングのワークにフォーカスし、UI を通じて設計手法やデザイン・フロントエンドエンジニアリングに関するスキルや考え方を学ぶ、主に関西で活動する有志のコミュニティです。
先日、フジタジュンコさんによる第一回目のイベントが終了し、次回は長谷川 恭久さんによる第二回目の募集を開始しました。

UI Lab では設計/デザインに必要な概念やプロセスを学びながら、実践を目的としたワークショップを行います。UI を考える・つくることで、UX デザインはもちろん、現場で実践するための周辺の諸概念やプロセスを習得することがネライです。

なぜ UX ではなく UI のコミュニティなのか

関西地方ではデザインやエンジニアリングの独立したコミュニティは増えたものの、それでも IT 系に皆さんが興味を持たれている UX や UI のイベント・勉強会は、関東に比べて非常に少ないです。特に UI となれば「関西に UI デザイナーっている?」と思ってしまうほどです。
もちろん市場の大きさや企業数により、UI デザイナーという専門職が少ないのは事実ですが、関西をはじめ地方で活躍している UI デザインに関わる方は、Web デザイナーやエンジニアがその役割を担っていることが分かりました。そして UI を学ぶとすれば、やはりネットの情報や読本といった独学によるものが中心です。

以前、UX OSAKA という UX のコミュニティを立ち上げましたが、UX も各地方コミュニティとして確立してきたこともあり、UX KANSAI となりました。
それらの経験から、まずは UX の概念や手法より、UI にフォーカスして設計手法や気づきを得ることの方が、ユーザーへの理解の手助けになったり、周辺の知識や概念の理解も深まるのではないかと思い立ちました。
UI は取り上げると誰もが使いやすい・分かりやすいと気付くことのできる要素のひとつです。ただし、ユーザビリティをはじめ、ライティングや情報設計、認知心理学、インタラクションなどの知見も必要ですし、ユーザー体験を構成する一部の媒体でもあります。

vol.1 の講師であるフジタジュンコさんのブログより引用

vol.1 の講師であるフジタジュンコさんのブログより引用

 

UI といっても Sketch でのおすすめプラグインやコンポーネントの作り方といった Tips ではありませんし、ペルソナ、ユーザーインタビューが大事、ということではなく、人と人をつなぐ「インタフェース」を起点として周辺の知識を深めていくことを UI Lab ではやっていきたいと思います。

講師はなるべく現場の方

UI Lab では皆さんと課題を「対話」しながら一緒に考えられるよう、クライアントワークなど現場で活動されている方が講師であることも特徴です。関西は懇親会からが本番!とも言われるくらい懇親会の参加率が高いのですが、懇親会ではなくイベント中にもビアバッシュなどで講師と対話しやすい場を設けています。限られた時間で行うワークショップで、もう少し聞きたかったことや実際はどうなのかを知るための工夫のひとつです。

vol.1 ディスカッションでは各グループの考えや気づきを共有

vol.1 ディスカッションでは各グループの考えや気づきを共有

vol.1 セミナー後のビアバッシュでは振り返りや交流を深める

vol.1 セミナー後のビアバッシュでは振り返りや交流を深める

UI Lab で会いましょう

UI Lab は、これから UI デザイナーとしても活躍の場を広めたい、エンジニアやディレクターで UI や設計の知識を深めたい、UI をなんとかしたいサービスをお持ちの経営層など、いろんな方にぜひ参加していただきたいです。始まったばかりですが、UI を越えてユーザーのことを一緒に考えていける良いコミュニティになればと願っています。

次回 UI Lab vol.2 は 2016年11月26日(土) 13:30〜
サイボウズ大阪オフィス セミナールーム 梅田阪急ビルオフィスタワー 35階にて

イベントの申し込みはこちらから(11/6 までの早割チケットあり)

 

長谷川 恭久さんとの対談 Podcast Automagic

Web やデザインに関するセミナー講演などで定評がある長谷川 恭久さんは、ブログ could をはじめ、電子書籍や Podcast といった様々なメディアで情報を発信されています。
今回、その Podcast「Automagic」にゲストで呼んでいただきました。
フリートークの収録は初めてでしたので上手く話せていない点も多々ありますが、長谷川さんのリードにより、なんとか無事に配信できる対談にはなったようです。

はじめに自社で開発・運営している iOS アプリ「ジオメモ」のデザインに触れながら、そして話は「デザイナーの意義」という大きなテーマにまで及びました。デザイナーの肩書きを持っていない私がそういうテーマを話すのは僭越ですが、デザインの領域で仕事をする上で、一度しっかり考えたいテーマでもありました。

お話した内容についてダイジェストを記します。
Podcast を通じて、普段から何気なく接している「デザイン」というものを考えてみるヒントやきっかけになれば幸いです。

「長谷川 恭久さんとの対談 Podcast Automagic」の続き…

スマフォアプリUIでやってしまう失敗ケース

この記事は「#UI Design Advent Calendar 2015」第18日目の記事です。

スマートフォンアプリの普及により、UI デザインの需要は年々増しています。最近になり、アプリ UI デザイナーとしてお仕事を始められた方も多いかと思います。
UI デザインは、原則や関連知識の理解を深めることも重要ですが、ケーススタディとしてみることでスキルの習得も早くなります。

今回は、これまでユーザビリティの観点で監修したアプリ UI の中から、ユーザビリティテストのスコアリングが低くなる傾向のデザインパターンをご紹介します。それらは少し見直すことで、スコアが改善されるというのもまた特徴です。やってしまいがちな失敗 UI ケースの入門として、ご参考になれば幸いです。

「スマフォアプリUIでやってしまう失敗ケース」の続き…

UX デザインで考えるコンテンツ設計

先日、ベースキャンプ名古屋にて開催された WCAN mini 2015 Vol.1 「UXデザインプロセスを活用したコンテンツの評価方法」(講師: 長谷川 恭久さん)の参加レポートとなります。

このセミナーでは、主に Web サイトにおけるコンテンツの実状と把握、その評価やより良いコンテンツを提案するための UX デザインの手法をレクチャーとワークショップを交え、5時間で学ぶというものです。

良いコンテンツを設計し提供するためには、ユーザーを理解すること・今のコンテンツを評価すること。これらは制作プロセスでは当たり前なことでも「できていない現実」に改めて気付かされます。いくつか自分なりの解釈も含めて、特に印象的だった内容をハイライトとしてレポートします。

「UX デザインで考えるコンテンツ設計」の続き…